「大丈夫?」という声かけでは問題を察知できない
「メンバー一人ひとりに1日1回以上声かけをする」
それはメンバーの状況把握や問題の早期発見のためにとても大切なことです。
そのときに「大丈夫?」と声をかけていませんか?
先輩や上司から「大丈夫?」と聞かれると、後輩や部下は思わず「大丈夫です」と答えてしまいます。そのような時に「大丈夫ではないです!」と言えるようなタイプの部下や後輩であれば、問題が生じたら先輩や上司からの声かけを待たずに自ら発信してきてくれます。
しかし、思わず「大丈夫です」と答えてしまう人ほど実は問題を抱えているケースがあるのです。つまり「大丈夫?」という声かけでは問題を察知することができないのです。
「終わっていないこと」を把握する

ここで大事なことを確認します。
決して「大丈夫?」という声かけが悪いわけではありません。その方を気にかけていることや見守っていることが伝わり、安心感につながります。ただ、せっかく声かけをするのであれば、より早く的確に状況や問題を把握できたほうが効果的です。それではどのような声かけをすればよいのでしょうか。
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