「我が家では夫が家事を手伝ってくれます」
これは、8年ほど前に20~30代の女性向けリーダー育成セミナーで私が何気なく発した言葉です。それまで笑顔でうなずきながら聴いてくださっていた受講者の方々の表情が一気に変わり、あちこちから反論がありました。
「今の言葉に違和感です!」
「それって髙橋さんが家事を全て担当する、という前提になっているじゃないですか!」
「髙橋さんも仕事しているんだから、家事も育児も一緒にやるものですよね?!」
!!!!!
それは大きな衝撃でした。「女性活躍推進」についてお伝えする立場にいながら、自分自身の”固定的性役割”についての「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」に気づかずにいたのです。
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